「前パン愛好会」にようこそ! 

 電車といえば、やっぱり前パンがかっこいい!
 そんな皆さんに、前パンを揃えてみました。
 えっ?前パンって何??という方。
 先頭車の前側にパンタグラフがある電車の事です。
 ぜひ、前パンの魅力にはまって下さいませ♪

鉄コレにGM動力ユニット(2モーター)を取り付ける!

鉄コレを揃えるとN化したくなりますが、その時に必要なのが動力ユニット。
純正の動力もいいのですが、小編成が多い鉄コレ。
箱買いをすると編成の数が多くなるので、動力が多く必要で値段が張りますよね。
GMの動力を搭載できないかと検索しても、出てくるのは現行のコアレスばかり。
中古で安く手に入るようになった2モータータイプを活用するために、
取り付け方法をまとめてみました。

123系にGM動力を

鉄コレ第24弾に含まれていた、クモハ123-1。
単行運転のため、1輌のために動力ユニットを入れるのはコスパが悪いですよね…。

ちょうど手許にあったのが、GMの2モーターの動力ユニット。
コアレスが出てから、中古市場に安価で手に入るようになりました。
これが付けられると、楽しみが増えてきます。
全長のバランスはよさそうです。

幅を合わせてみると、なんとぴったり!
GM動力ユニット旧式2モーターでも入ることがわかりました。
でも、窓ガラスパーツの入る隙間はありません。
窓パーツの足で床板を固定し、床板で窓パーツを固定しているのですが、
これだと固定できません。

窓ガラスパーツの加工でOK!

GM2モーター動力を見ると、ダイキャストにくぼみが。
そこに合わせて窓ガラスパーツを加工し、足を作れば綺麗に収まります。
では、寸法はどうすればいい??
それは、こちら!

20mユニットの場合は、こちらになります。単位はミリです。
計ればいいだけですので、もったいぶるほどのことはないですが。
窓ガラスの幅に合わせて、こちらを参考に調整して下さい。

6カ所作らなくても、4カ所できれば十分です。
既存の足をなくして新しく足を作りますので、ここからは後戻りできません!
縦はできても横のラインはどこになるのでしょうか。

実は、床板を固定する爪の位置がぴったりなんです。
鉄コレの床板の厚さとGM動力ユニットの厚さが5ミリで同じなんですね。
爪の下端に合わせてカットすればいいので、わかりやすいですね。

ただ、爪を残したままにすると、ひっかかってしまって、浮いてしまいます。
横ラインをカットしてから、この爪も切り取ってしまいます。

できたのがこちらです。
組み込み用の筋の入っている所、ギリギリですね。
実は、一カ所割れてしまいましたが、流し込みセメントで補修しており大丈夫です。

合わせてみるとこんな感じに収まります。
新しく作った足の所に、0.5ミリ程度の爪を作る(破片を流し込みセメントで固定)と、
動力ユニットもしっかりと固定することができますよ。

組み込んで完成♪

どうですか!?
いい感じにGM動力ユニットが収まったかと思います。
高さも問題なさそうです。

123系はストレートボディだったので入りましたが、
裾絞りボディの車輌は入らないこともありますので、
現物に合わせて確認して下さい。

ただ、動力台車枠。
GMストアーに行っても、主流はコアレスなんですよね。
2モーター用の台車枠は、なくなっている物が多くなっています。
類似のものにするのか、妥協は必要になりますね。

今回いろいろと試してみて、
GM2モーターの動力ユニットが使えることがわかりました。
中古でリーズナブルになっていますから、
安価で動力化することができます。

種類が豊富な鉄コレを、走らせたいですよね。
作業時間は3時間位で、壊さないように分解することに気を遣います。
ただ、手を加えると愛着がわきますので、
試してみてはいかがでしょうか。

鉄道,鉄道模型

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