TOMIX・近鉄30000系旧モデルにTNカプラーを取り付ける
近鉄30000系ビスタカー。汎用性もあって、他系列と連結して運行もされています。
ただ、中古で買った旧モデルですとダミー連結器になっており、繋ぐことはできません。
そこで、連結器をTN化してみました。
楽しみが広がります。
憧れの近鉄30000系をゲット
関東の鉄道ファンとしては、憧れの2階建て特急・近鉄30000系。
中古セールで見つけて、状態もいいので購入してみました。
アーバンライナーが登場するまでは近鉄のフラッグシップでありながら、汎用性もある特急電車。
4両で走らせるのはもったいないので、繋げて楽しもうと思ったら、なんとダミー連結器。
どうやら、2014年のリニューアル製品よりTN化されたようです。TOMIX・N情報室より
分売パーツもないようです。
でも、こんなことではへこたれません!
絶対TN化してみせます!!
救世主・GMの分売スカート
では、どうやってTNカプラーを取り付けましょうか。
GMの名鉄車にTNカプラーを付けた時のように、
床板にTNカプラーを直接取り付け、スカートを加工して貼り付けることも考えました。
ただ、分売パーツがないため、これをすると元に戻すことができません。
それに、接着が基本となるため、外れる心配もあります。
そこで見つけたのが、GM製近鉄12200系のスカートです。
スカートにTNカプラーを組み込む、一体型になるパーツです。
これだとスカートの取り付けだけを考えればいいですね。
12200系と30000系は同系統の車種ですので、細部まで気にしなければいいかなと。
お値段が税込165円と、大変お得です。
秋葉原が近くてよかった♪(遠方の方は通販もやっていますよ)
取り付けられるかを見ると、はめ込み箇所は既存の穴の外側で、加工する必要があります。
ただ、既存の穴が残りますので、失敗しても元に戻すことができるんです!
床板の加工
まずは、0.5ミリのピンパイスで、スカートの爪が入る列を空けていきます。
既存の穴を、0.5ミリほど外側に広げるように削ります。
床板のフレームが薄くなって心配ですけど、内側が繋がっているので大丈夫です。
それなら、全部削ってしまってもと思いますが、スカートをはめ込んで固定するためには残してある方がいいです。
そして、スカートがはまる部分を前方と同じ厚さになるように削ります。
平刃の彫刻刀はあると便利ですよ♪
スカートにTNカプラーを組み込み
床板の準備はできましたので、スカートにTNカプラーを取り付けます。
グリーンマックスは、他社のTNカプラーを組み合わせられるように対応していてすごいですね。
TNカプラーの平板とスカートを交換することで、部品の省力化にもなります。
注意すべきは、コイルバネタイプではなく板バネタイプのTNカプラーが対応するものになります。
組み込んだら、見事に一体化しましたね!
そのまま組もうとしたら電連が引っかかってしまいました。
TNカプラーは完全に分解する必要がありますので、パーツをなくさないように。
床板にGMスカートの取り付け
できたスカートを取り付けてみます。
きれいにはまりました。
ちょっとのことでは抜けません。
つまり前後のひっぱりには、耐えられる状況になっています。
表にしてみても、引っかかる部分はなく、床板とスカートも隙間はありません。
平刃で削った効果ですね。
車体に取り付けて完成
車体に取り付けて完成になります。
いい感じじゃないですか。
加工していない方と並べてみます。
そんなに違和感がないかなと、自画自賛してみます♪
大阪方に増結するということで、片方だけTN化しました。
まぁ、正直にいいますと、両方するのはめんどくさいもので…。
TN化して楽しめるのはこちらですね。
22000系2連との連結です。
高さが違う感じもしますが、実車もこんな感じなので…。
これで、近鉄なんでも連結特急を楽しむ事ができますね。
近鉄特急まで手を広げてしまうのか!?
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